1973-09-20 第71回国会 参議院 内閣委員会 第31号
きょうもまた、さらに違った負度から非常に緻密な御発言がございました。
きょうもまた、さらに違った負度から非常に緻密な御発言がございました。
また、純軍事的負度より見れば、条約改正の主要点は、米国の日本防衛援助義務の明定と、事前協議事項に要約されると思うのであります、米国の日本防衛援助義務の明定は、それ自体としていかなる国をも脅威するものではなく、また事前協議事項は、現行条約においては、米軍の行動に対して何らの規制が存しないのに対して、新条約においては、日本の意思により米軍の行動に対する制約が加わることを意味するものでございます。
そういうことでございまするので、あくまでも法律的の根拠の問題は別にいたしましても、はるかに制度審議会の方があらゆる負度から検討した結論を出されているわけでございます。おまけに法の根拠に従った審議会でございまするので、あくまでも大臣がさっきおっしゃられましたように制度審議会の答申を尊重して、その法の根拠のない委員会の方により置きを置くというようなことは決してないようにお願いをしたいと思うのです。